心理カウンセラーに必要な資質

心理カウンセラーは、守秘義務があるように、言ってはいけないことを
必ず言わないという忍耐強さが必要です。
このような心が強く忍耐強さが無ければ、心理カウンセラーは務まりません。
特に自己重要感が強く我が強い人は心理カウンセラーになれないと思って
間違いありません。
心理カウンセラーとは、職業の中でも1番自己犠牲が必要とされる
職業であると私は考えています。


心理カウンセラーに必須の資質

心理カウンセラーはその分野によって色々な呼ばれ方をして、
臨床心理士や産業カウンセラー、心理療法士や心理判定員、
さらに相談員や心理職などと呼ばれます。
心理カウンセラーはカウンセリングを行います。
カウンセリングでは心理カウンセラーが、
その人の指導者ではなく支援者になり、心の成長を促します。
こう言った心理カウンセラーに求められる資質は、
先ず専門的な知識を持っているだけでなく、
その人の生き方・価値観を否定せずに受け入れて、
その人の立場になれることです。
その人の表情や態度、そして言葉の背景にあるものを
読み取ったり、その人の心が開かれるまで
焦らずに待ったりできる忍耐も要ります。
カウンセリングの技術に関することを、
常に勉強する向上心も大切です。
さらにプロ意識を持って私情を入れないことも大切です。
その人は心理カウンセラーを信用して
カウンセリングで誰にも言えなかったことを
打ち明けるのですから、
打ち明けたことを他の人に漏らすことは
その人の信用を裏切ることになります。
守秘義務を果たすことも、
心理カウンセラーに求められる資質です。
ただその人が自殺したい気持ちがある場合など、
守秘義務を破らざるを得ない場合もあります。


    

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