心に関する資格の種類
心理カウンセラーは資格が無くても出来ますが、資格を持っていないと就職できないと
思ってよいでしょう。
そのくらいこの世界では資格が重要な意味を持っています。
というのは、行き当たりばったりでうまくいく仕事ではないので、
しっかりと常に勉強しておく必要があります。
そして、他人がこの人は勉強しているかどうかを判断する材料が
この資格を取っているかどうかになるのです。
心に関する資格の種類
心理カウンセラーになるための資格はたくさんの種類があります。
まず、最も難易度の高い資格は、臨床心理士で、
指定大学院を修了しないと受験資格が取れません。
心理カウンセラーは、まだ国家資格がありません。
臨床心理士は、今現在、最も信頼されている位置にある
といえるでしょう。
その次には、大学で心理学の基礎を修め、規定の単位をとることで、
取得できる認定心理士があります。
また各団体が認定する、産業カウンセラー、教育カウンセラーなど
の分野別の心理カウンセラーがいます。
産業カウンセラーは主に、企業のメンタルヘルス部門、
または人事部などの社員が受験することが多く、
産業看護師なども取得しています。教育カウンセラーは、
教育分野、小中学校の教師などが中心に取得しています。
心理カウンセラーをめざすための学習の門戸は広く、
また、人の心に関する学習の範囲は限りなく広いため、
ここまででいいということはありません。
心理学の基礎に加え、社会心理学、教育心理学、産業心理学、
認知心理学、人間学などの理論も学ばなければなりません。
実際にカウンセリングを行う際に必要な、来談者中心療法や、
認知行動療法など、各療法についての学習も必須です。
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